投資信託はいつ売るのがいいのか?
人生のイベントに合わせる
投資信託は長期運用してこそ効果が出ますので、基本的には予定の期日まできっちり運用しておいたほうがいいでしょう。 子供の教育資金や、住宅ローン用の資金、老後の資金など、決めたものはじっくり時間をかけましょう。
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調整をするのはあり
しかし、景気がいいときは基準価格がかなり高くなることがありえます。 ファイナンシャルプランナーの方に相談したときに教えていただいたのですが、 そういう場合は、高くなった投資信託の一部を売却し、割安になっている他の投資信託を購入するとよいそうです。 そうすると、割安な投資信託を安く手にいれることができるので、その投資信託が値上がりした時にさらに利益が出しやすくなるのです。
調整の例
例を書いてみます。(例なので、売却時のコストなど省略しています)
- 基準価格10,000円の投資信託A,B,Cをそれぞれ10,000口ずつ買ったとします。
- その後、投信Aは値上がりし、15,000円に。投信Bは12,000円に。投信Cは5000円に値下がりしてしまいました。
- ここで、値上がりした投信の一部を売ります。儲かった5,000円分を売り、そのお金で割安になった投信Cを買います。
- そうすると、投信全体での金額は変わらずに、投信Cの取得価格を下げることができます。
- その後、投信Cが値上がりしたときに、多く持っているため、値上がりの恩恵を受けやすくなります。
- 今度は値上がりした投信Cを売って、割安になっている投信Aを買う、というのを繰り返すということです。
気にしすぎないこと
ただし、投資信託の価格は1日2日程度でそこまで大きく動くようなことは滅多にありません。 過度に気にしても仕方がないので、時々チェックする程度にとどめましょう。
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